デビルマンがアニメ化するらしい。個人的にはかなり楽しみである。
今年、作家活動50周年を迎える永井豪氏の漫画史に残る傑作漫画『デビルマン』がNetflixオリジナルの新作アニメとして、来年初春に世界190ヶ国で独占配信されることが明らかになった。タイトルは『DEVILMAN crybaby』。監督は『四畳半神話大系』『ピンポン THE ANIMATION』などの作品で知られ、長編アニメーション『夜は短し歩けよ乙女』(4月7日公開)、『夜明け告げるルーのうた』(5月19日公開)と2ヶ月連続劇場公開を控える、アニメーション作家・湯浅政明氏。作品ごとに挑戦的な輝きを放つ湯浅監督が、伝説の原作漫画をどのように描くのか、注目される。
ネタバレ無し
デビルマンといえば「悪魔はッ お前たちの心の中にいる!!」は有名なセリフである。(知らない人もいるかもだけど)
昭和にもアニメ放送されていたが、原作と結構違うらしい。自分は原作しか読んでいないのだが、いくら寛容な時代だったとはいえ原作をそのまま放送できるとは思えない。それくらいの過激な内容なのである。それが今回はなんと“原作漫画の結末”まで描くとのことだ。個人的に、神々しいラストシーンは旧劇場版ヱヴァンゲリヲンに通じるものがあると思っている。
デビルマンは仮面ライダーなど他の同時代のヒーロー物とは違い、裏切り・孤独・絶望・人間の心の闇を描いている。お約束のヒロインもいるにはいるのだが、これがまた一筋縄ではいかない。こんなのありか?と思ってしまう事が、ヒロインの身に起こるのだ。
現代のアニメーションでどう描かれるのか。いまから楽しみである。
コメントを残す